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2022年7月、神戸に新たに水族館が誕生しました。
その名も「みなとやま水族館」。
なんと小学校をリノベーションして作られた水族館なんです。
廃校になった小学校の懐かしい校舎をそのまま残し、レトロでオシャレな学べる空間へと生まれ変わりました!
そんなみなとやま水族館で特に人気なのがニジマス釣りの体験です。
手ぶらで行って、楽しく釣って、美味しく食べれるニジマス釣りを中心に、みなとやま水族館の魅力をご紹介します。
(こちらは2022年11月に訪問時の記事となります。)
みなとやま水族館ってどんなとこ?
廃校を利用した水族館
少子化などの影響で毎年全国で450校ほどの学校が廃校になっています。
そこで、廃校を有効的に活用しようという取り組みが行われおり、廃校は地域の実情にあわせ、美術館や公共施設、老人ホームなどに利用されています。
神戸市でも、1998年に中心部の旧北野小学校を体験型の観光施設「北野工房のまち」に改装し、レトロな空間でさまざまな体験ができる人気スポットとなっています。
みなとやま水族館は2015年に廃校になった旧湊山小学校を利用して作られました。
2022年7月、旧湊山小学校は改装工事を経て、NATURE STUDIO(ネイチャースタジオ)という複合施設としてオープンしました。
このNATURE STUDIOの一角にできたのがみなとやま水族館で、一階の職員室や理科室などの特別教室があった部分を利用しています。
みなとやま水族館の展示
みなとやま水族館の展示室は照明を落とした落ち着いた空間になっています。
奥のトイレ前には無料のロッカーもあり、荷物を預けてゆっくりと見学することができます。
いたるところに椅子やクッションが設置されているので、座って生き物を観察したり、ゆったりとしたひと時を過ごすことができますね。
館内に設置された数多くの水槽には主に熱帯魚などの小型の魚が展示されています。
生き物についての本を読むことができるコーナーもあり、一日中楽しめそうでした。
人気者のカワウソの兄弟。
展示室を新調したばかりでまだ慣れていなかったようでおとなしくしていました。
みなとやま水族館で見ることができるのは、水辺の生き物だけではありません。
「木漏れ日の教室」のコーナーでは鳥やナマケモノの展示も行っています。
みなとやま水族館の体験プログラム
水槽に手を入れると、小さな魚たちが古くなった角質層を食べてくれます。
【開催日】毎日
【体験時間】10:00~18:00
【料金】無料
水族館内の池にいる鯉にえさをあげることができます。
【開催日】毎日
【体験時間】10:00~18:00
【料金】200円(自動販売機式)
小鳥たちが飼育されているエリアに入ることができるプログラム。不定期開催です。
みなとやま水族館のおみやげ
みなとやま水族館の入口にあるミュージアムショップでは、オリジナルのミナミトビハゼのぬいぐるみをはじめ、可愛いグッズが並びます。
水族館同様、ショップもおしゃれな品揃えです。
なお、水族館に入館しなくてもショップのみ入ることができます。
ニジマス釣り体験
ニジマス釣りの体験方法
ニジマス釣りは、水族館の前の人工池で行われているので水族館に入館しなくても体験できます。
水族館入り口前の釣り堀受付(小さなテント)で参加人数などを伝えて受付をします。
受付順に整理券を渡されるので、順番までの間に水族館の窓口カウンターに行って参加料を支払います。
1組2匹まで1500円で、3匹目からは追加料金となります。
後から追加も可能です。
うっかり釣ってしまってリリース、はしないでね。
【開催日】不定休(荒天時中止)
【体験時間】10:00~16:00
【料金】1500円(釣竿1本、ニジマス2匹、調理代込み)
【追加料金】1匹500円
ニジマス釣りの待ち時間
ニジマス釣りは大変人気で、私たちが土曜日のお昼前に行った時は20分待ちでした。
が、すぐに40分待ちになっていました。
午前中の方が空いている印象です。
待ち時間が長い時は水族館を見て待つように案内されています。
水族館の所要時間は40分程度と説明されていました。
私たちは3時間くらい居たのでこればかりは何とも・・(ニジマス釣りをした後で入館しました)
呼び出し時に不在であれば、次の人が呼ばれますが、空けばまたすぐに呼んでもらえるので安心です。
水族館は再入場不可なのでご注意ください。
ニジマスを釣る
ニジマスは地下水を利用した人工池に泳いでいます。
釣る場所は1グループごとにスペースが区切られているので、ゆったりと釣りを楽しむことができます。
えさは結構沢山ありますが、自分で適量をちぎって針に付けます。
えさがなくなったら2匹釣れていなくても終了とのこと。
ニジマスはたくさんいて、食いつきもよいので釣れないことはあまりないかと思います。
えさは余ったら撒いたりせず返却してください。
ニジマスを針から外せない時は、スタッフさんが手伝ってくれます。
ニジマスを食べる
釣り終わったら、道具を返却し、ニジマスをアウトドアカフェ「GardenKitchen」に持ち込みます。
フライにしてくれるので、10分程度待って、揚げたてをいただくことができます。
GardenKitchenでは一緒にビールやソフトドリンク、ポテトなども販売しています。
ニジマスを食べる際は、GardenKitchenの前のテーブルのほか、2階のフードホールに持ち込むこともできます。
ただし、出来上がりの呼び出しは店頭で店員さんが呼んでくれるスタイルなので、店頭で待ってから持って上がりましょう。
NATURE STUDIOってどんなとこ?
NATURE STUDIOとは
NATURE STUDIOは「自然とともに暮らし、つながりの可能性を楽しむ」ことを目的につくられた施設です。
自然と親しむことのできる各種イベントを不定期で開催しています。
また、北館にはテナントとしてハーブの専門店のほか、地域の方々のための保育施設や就労支援施設が入居しています。
NATURE STUDIOのフードホール
水族館のある西館の二階はフードホールとなっています。
できたてのビールを楽しむことができる「OpenAirビアカウンター」、青森りんごの専門店「あら、りんご。」、神戸発祥のカレー店「マンドリル」が並びます。
フードホールは体育館をリノベーションして作られていて、開放的な空間となっています。
「あら、りんご。」の季節によって一番美味しいりんごを使ったりんご飴。
フードホールで食べることもできますが、持って帰ることもできます。
大きいのでカットして食べます。
びっくりするほど美味しかったので、ぜひお試しください。
ほかにも青森りんごを使った菓子類やジュース、ジェラートなどが楽しめます。
「あら、りんご。」は三宮や元町駅からほど近いトアロードにもお店がありますよ。
みなとやま水族館へのアクセス
車で行く
【大阪方面から】阪神高速「京橋出口」より4㎞
【姫路方面から】阪神高速「柳原出口」より3㎞
NATURE STUDIO敷地内に24時間営業の駐車場があります。
平日 200円/30分
土日祝 300円/30分
夜間 100円/60分(19:00~7:00)
夜間12時間最大料金 700円
台数 63台
電車で行く
電車で行く場合の最寄り駅は神戸市営地下鉄「大倉山駅」となります。
そこから北西へ20分程度歩きます。
みなとやま水族館までは観光地ではないので、住宅地の中を通って行くことになります。
商店街などもあり、中心部とは違った神戸の下町の感じを味わうことができます。
地域の雰囲気を楽しみたい方はぜひ歩いてみてください。
バスで行く
【三宮から】「三宮駅前」バス停ー市バス7系統「神戸駅前行」(約20分)ー「石井橋」バス停徒歩すぐ
【神戸から】「神戸駅前」バス停ー市バス9系統「吉田町一丁目行」または市バス7系統「三宮方面行」( 約8分)ー「石井橋」バス停徒歩すぐ
三宮駅周辺は複数のバス停があるのでご注意ください。
「三宮駅前」バス停は阪急神戸店(旧そごう神戸店)北側になります。
みなとやま水族館基本情報
場所 | 兵庫県神戸市兵庫区雪御所町2-24-101 NATURE STUDIO EAST1F |
営業時間 | 10:00~18:00 |
休館日 | 不定休 |
公式サイト | みなとやま水族館 (minatoyama.jp) |
そのほかの神戸の水族館
神戸須磨シーワールド(神戸市須磨区)
アトア(神戸市中央区)
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