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厳島神社で有名な広島県廿日市市にある厳島。ここ厳島にある宮島水族館で2022年5月3日にスナメリの赤ちゃんが誕生しました。
宮島水族館ではスナメリの繁殖に力をいれていて、赤ちゃんの誕生は今回で19頭目だそうです。
2023年1月からは一般公開も始まり、名前は公募で決められます。
3月5日まで募集していますよ。
スナメリってどんな生き物?
スナメリはネズミイルカ科に属する小型のイルカです。
体長は1.5~2m、体重は50~60kgほど。
スナメリを含むイルカはクジラの仲間ですが、スナメリは最も小さなクジラと言えます。
口先が丸く、背びれがほとんどないのが特徴。色は灰色。
スナメリはペルシャ湾から日本にいたるインド洋、アジア地域に広く分布しています。
以前には、たくさんのスナメリが瀬戸内海に生息していました。
が、海の汚染や船舶による事故、浅海域の減少などにより、数を減らしてきました。
現在でも、宮島と本州を結ぶ連絡船から目撃されることもあるそうです。
近年、瀬戸内海のスナメリは少しずつ数を回復していると言われていて、目撃例も増えているそうです。野生のスナメリ、会ってみたいですね。
お母さんのコハルも宮島水族館生まれ!
スナメリは宮島水族館のシンボル的存在。シンボルマークにも使われています。
そんな宮島水族館では40年前からスナメリの繁殖に力を入れてきました。
今回誕生したスナメリの赤ちゃんのお母さん「コハル」も宮島水族館生まれです。
赤ちゃんスナメリは2023年1月より展示を開始しています!
赤ちゃんはオスで、とても元気に水槽を泳いでいます。
3月5日まで名前も募集中です。
展示水槽にはお父さんの「ハッチ」と、お姉ちゃんの「チハル」もいます。
「チハル」も宮島水族館生まれのスナメリですよ。(父親の違うお姉ちゃんです。)
宮島水族館は「いやし」と「ふれあい」をテーマにした水族館
宮島水族館は、世界遺産厳島神社から徒歩5分。
瀬戸内海の様々な生き物が展示されています。愛称は「みやじマリン」。
2011年8月にリニューアルオープンしました。
リニューアル前に人気だったラッコは今は展示されていませんが、スナメリ以外にもコツメカワウソやフンボルトペンギン、トドなど見ごたえある生き物たちがいます。
広島ならではのカキいかだ水槽の展示や、アシカライブも人気です。
宮島水族館(広島県)
場所 | 広島県廿日市市宮島町10-3 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
休館日 | 不定休 |
公式サイト | 宮島水族館 – みやじマリン (miyajima-aqua.jp) |
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