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水族館の人気者ペンギン。しかし、そのにおいは強烈です。
どんなに綺麗に掃除されていても、やっぱりペンギンの展示スペースはくさい・・・
ペンギンがくさいだなんて、なんかショック・・・
なぜにそんなにくさいのか。どこが一体くさいのか。においの秘密を徹底調査。
なんと神戸にはペンギンのお尻のにおいを嗅げるスポットがあった!
ペンギンの体臭がくさい
ペンギンは生の魚をエサにしています。
そのため、生臭い体臭をしています。
ヒナはさらに体臭がキツいです。これは、羽が生え変わっていないので水をはじくことができず、水で汚れを流せないためです。ずっとお風呂に入っていないようなものですね。
ペンギンはフンがくさいうえに撒く
魚ばかり食べているペンギンのフンはくさいです。
困ったことに、ペンギンはフンを自分の巣から外に向けて撒き散らす、という習性をもっています。巣にこもった子育て中のペンギンが、自分の巣を汚さないための行動なのですが、ペンギンの巣のまわりには放射線状に白い模様(フンの跡)ができるほどです。
時には隣の巣にいるペンギンにかかってしまうこともあります。ペンギンはにおいのに疎いのか、フンをかけられても気にしません。
水族館のペンギンスペースの地面も、よく見ると細長く白い線ができていたりします。勢いが良いので線上になるんですね。
高知大と桂浜水族館の共同研究では、フンボルトペンギンのフンの最大飛距離はなんと1.34メートル!めちゃくちゃ飛びます!!
【閲覧注意】ペンギンのフンでできた模様
↓ ↓ ↓
ペンギンはお尻からくさい油が出る
ペンギンのお尻には尾脂腺(びしせん)と呼ばれる器官があります。
ペンギンがくさい最大の理由とも言えるのがコレです。
尾脂腺から出る油をくちばしでとって、体中に塗りたくっています。
この油は水をはじいてくれ、ペンギンたちは高い撥水効果の恩恵を得ているのですが、これがくさいのです。くさい油を塗っているのだからくさくもなりますね。
でも、海に生きる鳥であるペンギンにはとっても大切なことなんですよ。この油のおかげで地肌は濡れず、あたたかく過ごせるのです。ペンギンの体温は38度が保たれています。
尾脂腺は普段は羽毛の中に隠れていてなかなか見ることができませんが、関羽期には見えやすくなりますので関羽期をねらって水族館に行ってみるのもおすすめです。
ペンギンのお尻のにおいを嗅いでみよう
そんなにくさいなんて逆に気になる・・・
という方に。とっても気になるペンギンのお尻のにおいを嗅げるところが神戸にあります!
アトアで嗅いでみる
2021年10月にオープンしたばかりの水族館「アトア(átoa)」。
三宮駅から歩いて15分。オシャレな神戸の街にぴったりのアートな都市型水族館です。
そんなアトアの「探求の回廊」という体験展示のコーナーにソレはあります。
直接ペンギンのお尻を嗅ぐわけにはいかないので・・・
模型です。
ペンギンのお尻の模型に顔を近づけると、ブシュっとにおいが放出されるという仕組み。
これがめちゃくちゃくさい!!直接かけられなくても周りにいてもくさいほど。ついついその場から逃げ出すくささです。
なんだそれ、と思ったあなた。
是非、実際に行って体験してみてくださいね!
アトアでペンギンに会う
4階には普通にフンボルトペンギンもいますよ。
可愛いんだけど彼らもあのにおいなのね、と思ってしまうのでした。
アトア átoa ‐ 劇場型アクアリウム(神戸)
場所 | 兵庫県神戸市中央区新港町7番2号 神戸ポートミュージアム2~4階 |
営業時間 | 10:00~21:00 |
休館日 | 年中無休 ※施設点検などで臨時休業の場合あり |
公式サイト | アトア átoa – 劇場型アクアリウム(神戸) (atoa-kobe.jp) |
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