琵琶湖博物館内にあるレストラン「にほのうみ」ではなんと外来魚ブラックバスを食べることができちゃうんです!
おまけに琵琶湖固有種のビワマスも食べれちゃう。
どんな味か気になる!
ってことで、行って来ました!!
![琵琶湖博物館レストラン外観](https://pengin-omusubi.com/wp-content/uploads/2022/07/01a934939a99fb2c090f5865ebf5963c.jpg)
珍味!ブラックバスとビワマスの天ぷら
琵琶湖博物館に来たら絶対食べたいのがブラックバス。
ブラックバスのみを使った「バス天丼」(1120円)もありますが、「湖の幸のてんぷら」ならブラックバスとビワマス両方楽しめちゃいます!
メニューもいろいろありますよ。
- 「湖の幸の天ぷら」単品(600円)
- 「湖の幸の天ぷらうどん」(1050円)
- 「湖の幸の天ぷらそば」(1050円)
- 「湖の幸の天丼」(1120円)
うどん、そばはプラス330円で定食になります。
「湖の幸の天ぷらうどん定食」を注文してみました。
![湖の幸の天ぷらうどん定食](https://pengin-omusubi.com/wp-content/uploads/2022/07/5bd1cecb37d6910bd8a76503d24180da.jpg)
うどんと天ぷらは別で出てきます。
ビワマスはホロホロとした食感の淡泊な白身魚のお味。
ブラックバスはビワマスより身が固い感じです。
どちらも美味しいです。カレー塩が添えてあるのですが、これがよくあうんですよね~。
![湖の幸の天ぷら](https://pengin-omusubi.com/wp-content/uploads/2022/07/63291f1ae42f1ec95ffad9cc5e6d8a43.jpg)
ブラックバスは美味しくないのかと思っていましたが、臭みもなくて美味しかったです!
ブラックバスとは
ブラックバスは琵琶湖の生態系を脅かす外来魚として、県をあげての駆除対策が行われてきました。
おかげで、数も減り、大型のものはあまり捕れなくなっているそうです。
琵琶湖でのバス釣りは人気ですが、ブラックバスは外来種なので、生きたまま持ち帰ることは禁止されています。
滋賀県が設置した「外来魚回収BOX」に捨てることになっています。
死んでいれば持ち帰って食べることもできるのですが、長らく「臭くて食には不向き」と言われてきました。
しかし、きちんと下処理をすれば美味しく食べることができることが広まり、近年滋賀県ではブラックバスを使った料理を提供するお店が増えているそうです。
レストランにほのうみでは先駆けて平成8年のオープン以来ブラックバスを提供してきました。
ちなみに回収BOXのブラックバスは焼却処理されますので、レストランのバスは正規の漁業者から仕入れたものです。
ビワマスとは
ビワマスは琵琶湖の固有種で、サケの仲間でサクラマスに近い淡水魚です。
ビワマスはブラックバスが琵琶湖に入ってくる前と同水準の生息数が保たれており、今も昔も滋賀県民に愛されるご当地魚です。
刺身、揚げ物、塩焼き、煮付けなど様々な調理法で食されます。
琵琶湖博物館の水族展示室にもたくさん泳いでいました。
郷土料理!鮒ずし
鮒ずしは滋賀県の郷土料理で、以前は各家庭で作られていました。
ハレの日やお祝いの席、お正月などに食べることが多いそうです。
使うのは琵琶湖で捕れる固有種ニゴロブナの子持ちのメス。
塩漬けした魚と米を漬け込み発酵させたものです。
くさやと同じく「臭い食品」として知られていますがこの臭いは発酵熟成した証。
はまる人は超はまると言われている鮒ずし。
レストランにほのうみでも楽しめます。(600円)トライしてみては?
ニゴロブナも琵琶湖博物館水族展示室で見ることができます。
![鮒ずしイラスト](https://pengin-omusubi.com/wp-content/uploads/2022/07/535583.jpg)
ブランド!近江牛
近江牛は日本三大和牛のひとつで、滋賀県内で肥育される黒毛和牛です。
なんと400年以上もの歴史をもっています。
レストランにほのうみでは近江牛を使ったメニューもあります。
近江牛コロッケ、近江牛コロッケバーガー、近江牛うどん、近江牛とじ丼で近江牛を楽しむことができます。
![和牛イラスト](https://pengin-omusubi.com/wp-content/uploads/2022/07/363659.jpg)
激ウマ!琵琶湖の深呼吸ソーダ
「琵琶湖の深呼吸ソーダ」(450円)がめちゃくちゃ美味しかったです。
こちら7月1日から発売されたばかりでした。
炭酸水とアイスクリーム、シロップが別々に運ばれてきます。
![琵琶湖ソーダ完成前](https://pengin-omusubi.com/wp-content/uploads/2022/07/df2df0bedc2570d236eddf7ef687a0d6.jpg)
炭酸水にゆっくりとシロップを入れると・・・
徐々に全体が混じり合う様子が見れます。
![琵琶湖ソーダ完成後](https://pengin-omusubi.com/wp-content/uploads/2022/07/9bce85c533f8329f0caf312f2096bbd8.jpg)
琵琶湖では秋から冬にかけて表面の水が冷やされ、重くなって沈みます。
このことにより、酸素を多く含んだ表面の水が湖底まで行き渡るのです。
これを「琵琶湖の深呼吸」と呼んでいます。
「琵琶湖の深呼吸ソーダ」は琵琶湖の深呼吸を体感できるドリンクとなっているのです。
見た目にも楽しくて、琵琶湖のことも学べるこのソーダ。
そんなことは置いておいてもめちゃくちゃ美味しいのでとにかくおすすめです!
お店の基本情報
琵琶湖を臨む景色も抜群。ランチのほかカフェの利用もOKです。
琵琶湖博物館に入館しなくても、食事だけでも利用できます。
その場合、博物館の入口で「レストランだけ」と申告すれば入れます。
滋賀県草津市下物町1091番地 滋賀県立琵琶湖博物館内
TEL 077-568-4819 営業時間 11:00~17:00 (お食事11:00~16:00)
休業日 月曜日 (博物館の休館日に準ずる)
※メニューは2022年7月のものです。一部終了したり価格変更する場合もありますので最新のものをご確認ください。
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![びわはく](https://pengin-omusubi.com/wp-content/uploads/2022/07/9ead928a2ec020c6084a27e124406121-160x160.jpg)
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